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初めて共和国から板門店を訪ねて 

一度南側から行ったことがありますので互いの雰囲気の違いのようなことも比較できました
板門店に入るのに南では軍のバスに乗り換えて会場に着いたら映画を見せられた後突発的な事態が生じ死んでも一切貴国に責任を問いません。このような内容だったと記憶してますが書面にサインさせられ初めて見学することができます。ポプラの木まではジープに乗り換えさせられていきました。ジープからの撮影は許可のあるところがだけでジープから降りることも禁止です。緊張感MAXでした。軍事境界線なんだから当然何だと思ってました。

一方北側ですが、まず若い兵士が板門店の歴史を説明しました
ある程度の緊張感を持ちながらもピーンと張り詰めた空気感はありません
ゆとりさえ感じるようなゆったりした気分で見学できました

若い兵士に一緒に写真を撮って欲しいとお願いすると凄く恥ずかしそうにしてて可愛いかったです。

過去の日本の残虐な侵略と行為により廃墟と化した朝鮮半島
私が歩くこの朝鮮の大地にどれ程の血が流れ赤く赤く染めたことでしょう
無念に散ってしまった魂の呻吟の声が聴こえてきそうな錯覚
日本人がここを訪ねる時、決して冷やかしや単なる観光目的で訪ねる事が出来ないでしょう
北と南に分断された悲劇の象徴が70年の時の経て未だに有るのです

イムジンガン~
誰が祖国を二つに別けたの…~
私はこのフレーズを耳にする度胸の鼓動が高まり痛みが走ります
当時のアメリカ、ソ連?根本的原因は侵略者である日本にあると思ってます

板門店に立つ時そのようなことを思いながら胸の痛みが苦しみが増すのです

1日も早く分断の象徴である板門店がなくなり38度線上を人々が自由に行き交う日が来ることを切に願いながら板門店を後にしました

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その土地でしか味わえ無い物。同じ素材でもその国の空気、水、土地の香り全て総合して初めて出る味があると思うのです。
今回私が朝鮮で挑戦したのは「タンコギ」犬肉です。

暑い夏を乗り切るために日本では土用の牛の日に鰻を食べるのと同じように食用の犬を食べるんですよ。とガイドさん。えっ!犬‼
最初驚きましたが郷にいれば郷に従えです

仮に日本で食べることが出来たとしても朝鮮で食べることに価値があると思い予約してもらいました。

お店で出てきた鍋を恐る恐る覗き込む
いい香り
好みの薬味を入れて恐る恐る口にひと匙
想像よりはるかに美味しい~~お肉も柔らかい

何の違和感もなく気がつけば焼酎も犬鍋も空になっていました。

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朝鮮に行ったら必ず食べたいと思ってた物の一つに蛤のガソリン焼きがあります

映画 蒼空のシンフォニー(朴英二監督)をご覧になったことはありますか?

茨城の朝鮮高校生が朝鮮に修学旅行に行き祖国で出会った人々との悲喜こもごもを描いていますが

その中で蛤のガソリン焼きを皆でキャーキャー楽しみながら食べてる場面が出てきます

蛤をガソリンで焼くとほんとにガソリン臭く無いのかな?
でも焼いてるシーンがすっごく楽しそうです

という訳でガイドさんに早速リクエストしました

開城でお昼の平壌冷麺を食べる予定のお店で準備してくださってました

蛤が専用の四角い焼き器の中で下を向き縦横にきちんと整列して待ってました
蛤を並べた方は余程性格がきちんとした人なんだなと感心しました

おじさんがペットボトルに入ったガソリンを蛤にかけ火をつけると勢いよく炎が上がります

炎がまんべんなく全体に回りじっくり中まで火が通っていきます

その時は側にいてはいけません
蛤の殼がパチンパチンと弾けるから危ないです。と教えて頂き遠くから焼ける蛤を今か今かと見てました

お昼の空腹時香ばしい匂いが食欲をそそります

焼き上がった蛤は熱々で素手では持てないのでおしぼりで蛤を持ち専用のナイフで殼を開けます

ガソリンの匂いは不思議な位全くしません

香ばしいのです
中までしっかり火が通っているのに蛤から出たスープが残っており美味しいのです
美味し過ぎて何十個食べたのかわからないです

この記事を書きながら朝鮮の蛤の味が忘れられずすぐにでも朝鮮に翔んでいきたくなりました

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万景台学生少年宮殿

事前の朝鮮旅行社のスケジュールで学生達の公演があることを知り楽しみにしてました。

白い宮殿は何しろ立派です。宮殿に相応しい佇まいをしており両腕を大きく広げ子供達を抱き入れるようなデザインです。
宮殿の入口で私達を待っていたのは制服が愛らしい子供達です。その中の一人の少女がやや緊張した面立ちで近づいてきて私達に挨拶をしました。ガイドさんの説明で彼女が宮殿の中を案内をしてくれるとわかりました。

声が美しく立ち姿も美しい少女です。

中に入るとパステルカラーの可愛らしい内装です。大理石と木をふんだんに使い子供達への配慮を感じます。

練習中の教室をいくつか見せてもらいました。
楽器、ダンス、刺繍の練習風景です。真剣なまなざしに私も心を正される気持ちで見学しました。

いよいよ公演が始まります。
丁度修学旅行で訪朝している朝鮮学校の子供達が私の前の席に座っています。その様子を見ていたガイドさんいわく、在日の子供達はウリナラで大事にされてるね。その一言に私は胸が熱くなりました。
公演の素晴らしさは言うまでも有りません。
終わった後いつまでも拍手が鳴り止むことは有りませんでした。

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