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北朝鮮 板門店の人参酒
最近、何かと喧しい北朝鮮。昨年には38度線を越えて亡命する北朝鮮兵士が銃撃される生々しい様子が何度も放送された。テレビのニュースを見ながら2年前に北側から板門店を訪れた時のことを思い出した。板門店は北朝鮮の首都、平壌からは意外と近く車で2時間ほどで行くことができる。途中の道路は簡易舗装された一直線の道だった。ちなみに韓国の首都、ソウルから板門店も車で1時間ほど。板門店を訪れた時の最初の感想は「平壌とソウルは意外と近いんだ」。この距離感覚は一般の日本人は知らないと思う。テレビのワイドショーで、もし戦争になったら、どれくらいの被害が出るか語られているが、万一そんなことになったら名古屋と大阪の距離でミサイルを打ち合うことになるのでコメンテーターの言う以上の被害が出ることだろう。
ところで実際に訪れた板門店だが当時はのどかで最前線という緊張感はまるでなかった。外国人観光客向けの売店が数軒あり、北朝鮮でいまも英雄視されているプロレスの力道山の図柄のTシャツや特産の人参酒などを売っていた。人参酒は日本円で3千円から1万円ほど。支払いには、なぜか日本円が使えた。現地ガイドが「我が国の人参は万能です。どんな病気にも効きます。チェルノブイリ原発の事故で被曝した人たちを我が国の病院に招いて人参を飲ませたところ体内から放射能が排出されて元通りの元気なからだになりました。我が国の科学者が効能を証明しています」。真顔でそう言うので、そんなことは聞いたことがないし、ありえないと反論したが、まったく聞き入れようとしなかった。
日本は修学旅行で広島や長崎を訪れたりして核の恐ろしさ原爆の悲惨さを知っているが、かの国の人はまったく知らない。知らされていない。だから核開発に国を挙げてのめりこんで行くのだと思う。

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