■参加したツアー
・そうだ!平壌に行こう! 3日間 モデルコース(初日と最終日は移動なので、観光は1日間)
■参加動機
・「メディアの言う北朝鮮は本当の北朝鮮なのか?今行かないといつか渡航禁止になるんじゃないか?」とずっと思っていました。
そんな中、日本人の旅行を多く手掛けるJSエンタープライズさんのHPを見つけ申し込みました。
・出発直前に日本人男性が拘束されたというニュースがあり、流石に不安になりましたが、JSさんが丁寧に説明してくれ問題ないと判断しました。
■旅行記
【朝鮮入国】
・高麗航空で北京から平壌へ。高麗航空は世界で有数の酷い航空と聞いていましたが、いたって普通の飛行機です。
またCAさん達が本当に奇麗!写真は流石に取れませんが一見の価値ありです。
・平壌空港も新しく奇麗。入国審査もすんなりです。
荷物チェックの人が英語が喋れないなか、iPadが持っていかれたので一瞬びっくりしましたが、直ぐにガイドさんが来て返してもらえました。
・40℃近い日が続き、大雨で大ダメージを受けている、と聞いていましたが、そんな様子はなく32℃ぐらいの問題ない気候。
【観光】
北朝鮮のツアーでは2人のガイドさんとドライバー1人がつきます。3人とも本当に優しく接してくれ、日本語も上手です。
全般的にあまり平壌に詳しくないのでガイドさんにお任せだったのですが、色々な場所を丁寧に説明してくれました。
現地で行きたいと言った場所もすぐに手配してくれました。
北朝鮮の色々な質問にも丁寧に答えてくれ、朝鮮側から見た歴史認識を聞けたのはとてもよかったです。
・金日成広場
9月の建国記念日に向け、学生さんたちが演技練習しています。
強制的にやらされているイメージを持っていましたが、皆伸び伸びと参加しています。
・党創建記念塔
解放記念日の記念講演を野外で見れました。
本来ならちゃんとして劇場でしか見れない、プロの劇団員の講演を見れて、朝鮮女性の伝統衣装も見れてラッキーでした。
・万寿台大記念碑
よくテレビで見る金日成主席と金正日総書記の銅像がそびえ立っている場所。
この日は解放記念日で平壌市民のみ行けるとのことで、遠くから見えるだけでしたが、とてつもなく大きいです。
・プール
平壌には大きな遊泳場があります。
祝日だったので凄く人が多かったです。密度は日本以上です。
金正恩委員長が視察した時に座った椅子に座らせてくれました。
・地下鉄乗車!
平壌の地下鉄は世界で一番深いらしく、エスカレーターは凄い長さでした。
節電のためか若干薄暗いですが、ホームには一切の広告がなく、とてもいい雰囲気です。
解放の時のシーンや、工業発展を目指したシーンが壁一面に描かれています。
電車は数分おきにどんどん来ます。
・凱旋門
パリの凱旋門ぐらい大きいです。
今回は上りませんでしたが、上が展望台になっていて平壌を一望できるそうです。
書ききれませんが、他にも地元民のスーパーマーケットや射撃場、切手博物館などに行きました。
本屋さんでは平壌ガイドブックやチュチェ思想など、日本では絶対入手出来ない本を買えたのでゆっくり読もうと思います!
【高麗ホテル】
・清潔感があり、ジムやマッサージ、カフェもある素敵なホテルです。
最上階44階にある回転ラウンジで平壌の夜景を一望しながらビールを飲みました。
朝ご飯のバイキングは目玉焼きが美味しいです。
・こんなに外国の人が来ているのか!?と思うほど外国の人で満室です。
【食事】
・玉流館の冷麺が美味しい!
別料金がかかりますが、平壌市民御用達の冷麺、是非ご堪能下さい。
結婚式でも食べるらしく、玉流館で結婚式をした日本人もいるそうです。
・犬汁
食用犬の鍋を食べました。味は鶏肉に近いかな。薬味が効いていて美味しかったです。
【最後に】
・北朝鮮旅行を考えていらっしゃるかたへ。
大方の日本メディアが「朝鮮は危ない」と報道していますが、旅行するだけならそんなことはありません。
拘束された方も何かルール違反をされたのだと思います。朝鮮に限らず他の国ですので、敬意を払って向こうのルールに従うことが大事ですね。
「百聞は一見に如かず」です!皆様も是非楽しんで来て下さい!
素晴らしい旅をありがとうございました。