• 朝鮮旅行・ツアーなら専門のジェイエス・エンタープライズ

心にしまっておいた「想い」を現実へ・・・

海外旅行が趣味で、毎月どこかへ行っていたのですが、僕の心の中には常に

「北朝鮮って一体どんな国なんだろう?」

という想いがありました。

月日が経つに連れ、心の中の「?」の数はドンドン増える一方。

と同時に、北朝鮮に゛行ったことがない゛周囲の゛評判゛を耳にしていると、増え続ける「?」を止めるには、この目で確かめに行くしかない!

と決意。

その直後、JSエンタープライズさんのホームページを見かけ、決意が揺らがない内に実現しようと思い電話をかけました。

「とにかくすぐ行きたい!」

と伝えると、列車に揺られながら北朝鮮へ入国するという素敵なプランを提案してくださり、とても興味を持ったのでその電話で参加を決めました。

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◼列車の旅

丹東空港までは1人で向かい、出国ゲートで男性の現地ガイドさんと合流しました。

到着が夜だったので、その日はそのまま丹東のホテルに宿泊。

ガイドさんから渡された、北朝鮮ビザ、列車の乗車券を持って翌朝、ガイドさんに見送っていただきながら丹東駅を出発。

出発してほどなくすると、「Sinuiju駅」で入国へ向けての持ち物検査スタート。

およそ1時間30分に渡り、検査がおこなわれました。

待ってる間、売店で北朝鮮ビールを購入。

売り子さんたちは、驚くほどの美女でした。

◼ついに平壌へ!

想像していたほど寒くはなく、天気にも恵まれ、晴れ続きの観光を楽しむことができました。

寒さが苦手な方でも着込めば問題ないレベルかと思いますが、手がとても冷たくなるので厚手の手袋を用意することをオススメします。

北朝鮮は、諸外国の首都に比べると交通量がとても少なく、移動の遅延や渋滞でトイレに困るというストレスがなかったため快適でした。

人の数も東京と比べるととても少なく、無邪気に遊ぶ子どもたちの姿も見られ、とても穏やかな空気が流れていました。

トイレは清潔に管理されている場所が多く、女性も観光しやすいのではないかなと思いました。

ただ、場所によってトイレットペーパーがない場面もあるので、ポケットティッシュは必須です。

平壌の地下鉄に乗った時は、日本のそれとはまるっきり違う場面に驚きの連続。

例えばエスカレーターは、日本の数倍はある圧巻の長さ、深さ。

地下鉄のプラットフォームには、金主席の銅像やホテルのシャンデリアのような鮮やかな電飾。

5駅を走ったのですが、各駅には北朝鮮の歴史を表現した壁画が描かれていて、なかなか目にすることができない光景でした。

また、同じくプラットフォームには、皆が読めるよう設置されている新聞があり、熱心に目を通している人たちがいて、
電車内、プラットフォームと、日本や諸外国のようにスマホとにらめっこしてる人がいなかったのが、何だかとても新鮮でした。

今回の地下鉄乗車は、ガイドさんのエスコートで、夕方だったのですが、終着駅を出るとライトアップされた美しい凱旋門が目に飛び込んできて心を打たれました。

その他、動物園や市民プール、サーカスなどへ連れて行っていただき、観光地とはひと味違う楽しさを味わってきました。

今回の日程中に1日だけ、北朝鮮建国70周年とのことで国民の祝日があり、いい意味でモデルコース変更が入りました。

なかなかお目にかかれない軍人さんのパレードを沿道で見ることができ、北朝鮮の人たちと一緒に軍人さんに手を振って激励したのはイイ思い出です。

軍事境界線では兵士さんが、初めて耳にする北朝鮮の歴史や建物の説明を詳しく教えてくれました。

兵士さんの力強い握手は、僕の右手に一生残ることでしょう。

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◼北朝鮮の料理

せっかく北朝鮮へ来たのだから、ここでしか食べられないものを食べようと思い、「蛤のガソリン焼き」「犬の肉を煮込んだスープ」にチャレンジ。

どちらもとても美味しく、その他、冷麺や最後の晩に食べたアヒルの焼肉など、日本人の僕の舌にマッチする味ばかりでした。

キムチは、あっさり味でしたが、物足りなさを感じない味付けで、何回もおかわりしました🎵

北朝鮮の料理はおいしいですよー

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■マナー

スマホが当たり前の持ち物になった昨今、日本人の感覚、常識では、
ポケットから取り出して「パシャ!」と撮影するのがクセのような行動になっています。

しかし、その国にはその国の常識というものがあります。

北朝鮮の常識は日本とは違い、無差別に場所や人物の写真を撮ることはマナー違反になります。

なので必ず、同行のガイドさんに1回1回、面倒でも確認をとってから撮影したほうがいいです。

とくに金主席や金総書記の銅像や肖像画などは、北朝鮮ではとても大切に扱われているので注意が必要です。

一方、キチンと承諾を得れば、快くツーショット写真に応じてくださる北朝鮮の美人さんも多かったです。

北朝鮮の言葉で「あなたは美しいですね」と事前に用意しておくと笑顔を見せてくれます。

「相手が嫌がることをやらない」というマナーの基本さえ守れば、とても楽しく観光できる国ですので、
訪れた際はぜひ、思い出に残る一枚をたくさん撮ってきてください!

◼ガイドさん

日本語がとても上手で、北朝鮮の歴史について詳しく教えてくれました。

男性、女性が1名ずつ付いてくださり、朝早い出発の時は女性ガイドさんがモーニングコールで起こしてくれました。

最終日、平壌空港が近づいてきた時、胸が締め付けられるような感覚に陥り、お別れの時は、感謝の気持ちに包まれ、出国直前に深々と一礼してお別れしました。

そして「またここに来よう!」と思いました。

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◼ホテル

とても清潔で快適な宿泊でした。

アメニティも完備され、お湯もキチンと出たし、日本の高級ホテルと同じ雰囲気でした。

44回のバーへワインを飲みに行ったら建物自体が回転していて夜景とともに楽しめました。

また、地下1回でマッサージを受けたのですが、とてもリラックスさせていただき、料金は1時間で28ユーロでした。

◼最後に

今回の旅を通じ感じたこと。

それは、

「自分の五感で確かめに行く」

ことこそが、旅行の醍醐味ということ。

日本では、テレビや新聞の報道、SNS、風評、周囲の世間話で何かと話題に上がる北朝鮮。

でも、行ったこともない、見たこともないのに、全てを知ったように決めつけるのは人としていかがなものか?

という気持ちがあったので、どうしても行ってみたいと思っていました。

JSエンタープライズさん、現地のガイドさんのおかげで、危険どころか、安全&快適な旅を満喫することができました。

心から感謝申し上げます。

もし、行ってみたいと思ってる方はぜひ、人の噂ではなく現地で、五感で確かめてきてほしいです。

この旅行記が、一人でも多くの日本人に届き、北朝鮮への関心に繋がってくれたらとても嬉しく思います。

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